365個の部屋がありカレンダーハウスとも呼ばれるノールは、1000エーカーにも及び、ディアパークも伴う歴史的な大庭園である。
あのシシングハーストのデザイナー、Vita Sackville-Westの生家でもある。
エリザベス1世が愛した庭園で、かつてはヘンリー八世の所有であった。
現在はサックビル卿の所有で、一部National Trustにより管理されている。
1987年の大型ハリケーンで破壊された庭園の修復のヘッドを務め、その後1990年から1996年までヘッドガーデナーを勤めた。
マイケルが1987年から1990年にかけてデザインチームのメンバーとして造園、ヘッドガーデナーとして管理した庭園(イギリス、チェシャ―、約1ヘクタール) バックゲートでは、アイアンワークのツリーモチーフの下部分の枝を密にデザインしてあります。これはウサギが入って植物を痛めるのを防ぐためのアイデアです。
2001年にAcorn English Garden Designsを創業。2003年、植栽ディレクターのMichael J. Croninとパートナーシップを組み、Regent Garden Designに改名。スケルトンデザインと植栽デザインを融合させ、実面積より広く見せるアイトリックを駆使した設計を得意とする。 デザイン画は手描きで仕上げる事にもこだわっている。高齢者施設の造園に於いては、欧米のTherapeutical Horticultureの理念に基づき、高齢者の身体、精神にやさしい屋外環境の提供と共に、感覚を刺激する植栽設計施工の他、講義も行っている。
16年の間マイケルと二人三脚で活動し、植物について多くを学びました。デザイナーにとって大切な存在であるプランツマンであった彼の死後、彼の技術のベースにある学術的なものをさらに深く知りたいと思うようになり、現在英国のThe Horticultural Correspondence Collegeで植物学を学んでおります。昨今の気候変動やそれぞれ特徴のある現場で、知識を如何に応用するかが私のこれからの課題だと思っております。