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研究からわかってきたこと
世界では、自然環境が人に与える影響について多くの研究が行われており、
植物や庭と関わる時間が・心の安定・ストレス反応の軽減
・注意力・認知機能の回復
・血圧や心拍数の安定といった変化につながることが報告されています。
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〈海外の研究の例〉
Park & Mattson(2009) は、術後の患者を対象とした研究において、病室に植物を設置したところ、入院期間の短縮、鎮痛薬使用量の減少、痛み・不安・疲労感の低下が見られたと報告した。
Van den Berg & Custers(2011) の研究では、ストレスのかかる課題の後に30分間の軽いガーデニングを行った場合、室内で読書をした場合と比べ、唾液中コルチゾール(ストレスホルモン) の低下がより大きく、ポジティブな気分の回復も良好であることが示された。
Detweiler ら(2009) は、認知症ユニットに安全に歩ける庭を導入した研究において、転倒件数および転倒重症度が約30%減少し、庭をよく利用した入居者ほど転倒が少なく、高用量の抗精神病薬の必要性が低下したといった変化を報告した。
これらの研究は、自然や庭が「治療を支える環境」として機能しうる可能性を示しています。









